メンタルのキャパを超えてしまったとき

今日の夕飯はひどかった。

父親の俺が何もかも嫌になってしまい、3時間ほど家を出て、帰ってきたときには下の子は寝ていて、上の子も起きてはいたがおやすみくらいしか挨拶を交わさなかった。

自分のキャパを超えると、もうどうしようもなくなる。全てが嫌になる。だから、買い物に行くと言って家を出た。8時半くらいから10時半くらい。

ひとり親の父子家庭のみなさんはどうやっていますか?最近本当に身にしみて色々とつらいなあと思うことが重なっています。

 

コトの発端はこうです。

今日は在宅、とはいえ色々やることがあり追われながらも仕事が終わったのが午後7時。そこから疲れた体に鞭打って夕食をつくる。簡単な者だけれど、マコーミックのミートソース。玉ねぎのみじん切りが大変だけれど、レトルトを買うよりはちゃんとした材料を使うから美味しいだろう、との配慮のつもりで選択。玉ねぎのみじん切りと合挽きのひき肉、それに追加したマッシュルームを加え炒める。その間にパスタを茹でるお湯を沸かす。なんだかんだ30分くらいやっていれば料理は出来上がる。栄養のバランスを考え、買ってきたカット野菜にツナ缶を載せ、ドレッシングも準備して夕飯の準備完了。

 

そして料理ができたことを告げ、食べようとするのだが。
問題はここからだ。

いつものことだが、子供たちが来ない。

下の子はニンテンドースイッチでゲームをしている。上の子は家庭教師からもらった筆記用具を眺めているようだ。再びごはんだよ、と伝え、子どもたちから返事はあるものの、一向に食事を始めようとしない。

だから自分だけもう食べ始めることにした。サラダを食べ、パスタを食べる。5分が経過した。もうパスタは冷め始めている。再びご飯食べなさい、というと、はいはい食事が大事なんでしょう、と下の子から返事があった。

 

ここでスイッチが入った(こうして書いていると何だかバカだなあ俺って、と思う)

 

そんなにゲームしていたければしてればいいよ、夜10時までには食べてくれればいいや。

 

そう言って自分はひとりでの食事を続ける。

上の子がやってきて食事を食べ始める。何キレてんのと話しかけてくる。あんたにはわからないだろうなこの気持ち、このあとも君たちの洗濯物を畳むのと洗い終わった洗濯物を干す作業が残っているんだよ、食事は家族の象徴だっていうのに、こんなんじゃエサ食っているようなものじゃないか。 ・・・っていう父親の気持ちなんてわからないんだろうな。と思うと、下の子もやってきて食事を食べ始める。何キレてんの?こんな人の言っていること無視無視、と上の子が言う。ここでスイッチの入った回路がアクティブとなり、心的状態がレイキ状態となった。なんだかバラかしくなってきちゃって、「もういいいわ。食事なんてどうでもいいからゲームしたかったら好きにすればいいから。買い物行ってくるから」と、食べかけのパスタを残して、さっさとキッチンの流しへ皿を片付け、家を出て行こうとした。

 

このときの自分の表情はひどかったのだろうな。
家を出て行こうとする自分に対する下の子の目つきが忘れられない。それまさに、どこか自分とは敵対する何かを見る眼。愛情ではなく、敵対し排除しようとする感情の込もった目。そういう目つきが寄せられるのは、婚姻生活をしていたときに自分がキレてファンヒーターを蹴って壊したとき以来、かな。

 

 

子どもたちは健やかに成長してほしいと思う。

けれど、親である自分がこの先もつのか、疑問になってきてしまった。

あまりにも日常生活が苦しければ、もう死にたくなる気持ち、自分は考えないけれど心中したくなる気持ち、今となってはずっと自分のすぐそばにいるから、そういうときの心境は理解ができると思ってる。

 

父子家庭の皆さんはこのブログを読んでくれているのでしょうか。

私もつらいと思う毎日だってあります。けれど懸命に生きている。最近よくそう思うことがあります。

 

いつか会えるものなら、父子家庭の皆さん同士で話し合ってみたいものですね。

ものすごーーーーく盛り上がると思います。これは確実な線で保証できるかもしれません。

 

それでは、おやすみなさい。