試される試練-家族旅行

皆さんも若かりし頃、ああこれは自分の青春の一ページだ、と思えるシーンがあったかと思う。私にとってそれは沖縄だった。

 

大学生の頃は、地元が嫌いになって、でも海外に行けるほどの財力も勇気も、そして学力もなくて、沖縄の某大学へ進学した。その4年間は今でも私の中に輝き続けている大事な思い出になっている。

 

そんな大事な沖縄に、父子家庭の私が思いたって沖縄に行こう、と思ったのはつい最近だ。もう上の子が中2になり、下の子が小6になった現在、今旅行に行かないともう子どもたちともいけない気がして、なけなしのお金をはたいて、沖縄旅行に行くことにした。

 

そう、私が20代前半だった頃はそれはそれは楽しい思い出がたくさんあった。今となっては成就できなかった恋の話もあるけれど、それはそれで楽しいお話。そしてそんな沖縄に、父子家庭となった自分が子どもたちと2泊3日の旅行に行くというのだから、これは自分にとってのチャレンジである。ましてや、GWは非常ーーーに料金が高い。今となっては簡単な250cc程度のバイクが買えるんじゃないか?くらいの大枚をはたいて沖縄に旅行することにした。

 

それで、明日の旅行を控えた今日は、正直仕事が手につかなかった。

本当、会社には申し訳ないけれど、8時間労働したつもりが2時間程度の作業にとどまった感じ。残りの6時間は、数えきれない程の楽しかった、苦い、忘れたい思い出のある沖縄に、自分の子どもたちを連れていくという状況で、何ができるのか、自分は何がしたいのか、ちょっと鬱っぽくなって(?)、気持ちが不安定になっていたのだと思う。そりゃあそうだろう。自分も大事、だけど自分の子どもたちも大事。せっかく沖縄に行くのなら、いい思い出を大事にしてほしい。その反面、自分しか知らないあの場所やこの場所にも行ってみたい、って気持ちも沢山あって。

 

とはいえ、とにかく楽しい日々を過ごせればいいのだと思って、旅行に出発したいと思う。

 

よくあるじゃないですか、事前に想定したシナリオと、実際にやってみたシナリオの差分が何なのか、って大事だ、って。

とにかく今は感傷的になりがちな自分のメンタル状態に対して、果たして帰ってきたらどんな状態になっているのか。楽しみにしていたいと思います。

 

まあとにかく、沖縄はいいところだよ。
これは息子にも理解してもらえればなあと思っているけれど、果たしてどうなるか。
バイク1台分の費用を投じて、そのリターンがどうなるのか。

またこのブログに書きたいと思います。

 

今日もありがとうございました。