(ファミリー)日光東照宮

こんにちは。40歳の育児ドラマー、kameです。

日光東照宮ミニ旅行記
1月2日から、一泊二日で日光東照宮へミニ旅行行ってきました。
10時には現地入りしたのですが、観光客がいっぱい。昼過ぎになると、さらに混雑度が増し、道路は大渋滞。朝早くに来て正解でした。
1日500円の駐車料金が入れ替わり立ち代り次々と支払われていきます。1日あたり1000台とすると50万円/日、1ヶ月で1500万円/月。結構な額ですね。1300円の拝観券も飛ぶように売れていきます。世界遺産というブランドなのでしょうか。すごい人です。日光東照宮について印象に残ったのは、次の2つでした。


○鳴き竜の響き
東照宮にある建物のひとつに、鳴き竜と呼ばれる建物があります。天井いっぱいに大きな竜が書かれています。拍子木を色んな場所で叩いても普通に音がするだけですが、ちょうど竜の頭の絵の下で拍子木を鳴らしたときだけ、天井で音が反射し、リバーブ的というか短いディレイのような音が聞こえます。説明を聞いていた観光客は、私を含めて感嘆の声を上げていました。けどこの症状、ドラム練習する部屋でも起きるんですよね。バスドラムをどこに置くかで、部屋の響きがものすごく違います。部屋の隅に置くと普通にデッドな響きなのですが、部屋中央近くに置くと、部屋全体が振動しているような音になります。もちろんこちらのほうが叩いていて気持ちがいいのですが、部屋の利用効率は落ちますので(笑)しょうがなく部屋の隅にバスドラムを置いています。日光にきてまで、音についての発見があるとは新たな発見でした。

日光東照宮のハイライト
日光東照宮はそれこそ贅を極めた彫刻の嵐だったのですが、わたしにとってはふーん的なもので私の心を客観的に掠るというか通り過ぎるだけでした。精緻な美術品は、何年か前に清明上河図を上野美術館で見て(6時間も並んだんですよ。。)それこそ大きな衝撃を受けて以来でした。紙幣レベルの精緻な絵がこんなでかい絵巻として存在するなんて、、との衝撃で不感症になっているのかもしれません。仏像もいろいろ展示してありましたが、これまたふーん的なもので、何となく通り過ぎていました。私にとって気になった仏像って、中学生の時に見た六波羅蜜寺空也上人立像以来特になかったんです。ところが1つだけ心を貫かれた像がありました。勝道上人像です。やばい、見抜かれてるよ俺、直感的にそう思いました。うっすらと開いた目の背後にある何かが、わーっと無言に語りかけてきます。お前、いいんだよなそれで、みたいな。シャープに私の何かをえぐってくれた仏像さまでした。

子供にとってはつまらんでしょうね。道中ぐずってほとんどだっこしていたので、それはそれでまたゆっくり見に来たいものです。子供たちは前日宿泊したホテルの大浴場で一緒に遊んだのが楽しかったそうです。。

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↑すべての通路が出口専用って面白いので撮影してみました