夜、夕食づくりを終えて翌日の食材を買いに近くのイオンモールへ行ったときにビール売り場で見た言葉だ。
やりたいことがいっぱいあるけれど、離婚を機にできることなんて10分の1くらいになってしまった。
あれほど好きだったドラムも、ここ数か月は楽器にさわれていない。
だって、俺自身のメンタルが崩壊しそうだから、もっと自分の土台になる体づくりをしないと、生きていこうとする気力が出てこないから。
だから、好きなことをしようとする前に、生活を立て直そうとすることで日々が過ぎていった。
そして、父子家庭の毎日から1年が過ぎた。
俺は好きなことをせず、生活だけで精いっぱいの1年が過ぎたんだ。
1年間、やりたいことをすればもっとドラム演奏もうまくなっただろう。けれど、日々の生活に追われている俺がいる。
これを丸くなるといわずして何というのだろうか。
俺の人生は、俺のこれからの10年間は、どうなってしまうんだろう。
だけど、俺にはやりたいことがあるんだ。まだまだ死ぬわけにはいかないんだ。
ドラムだってうまくなりたい。
けれど、その前に子どもたちにとって支えてあげられるだけの強い父親になりたい。
強い自分になりたいんだけれど、時々こうやって気持ちを出すときに涙がこぼれる。
俺って一体何をやっているんだろう、って。こんな人生一体何なのだろう、って。
でも、忘れちゃいけないと思う。
なりたいと思う自分があること。理想の自分があること。
きっと、きっと努力したその先には、自分が好きになれる自分がいるはずなんだ。
だから、信じることはやめちゃいけないんだ、って思ってる。
そういう色んな気持ちが、このサッポロビールのキャッチフレーズを見た瞬間にぶわーってあふれてきて。
もう年なのかもしれないけれど、俺はこのひとことを見て涙が出そうになった。
いや、言葉の意味を理解できる本当の人間に成長した、と喜ぶべきなのかな。
俺は星になりたいと思っている。
けれどそんなのかなり困難な毎日が待っている。
けれど、自分の夢を気づかせてくれたんだ。
今は、サッポロ黒ラベルを飲みながらこのブログを書いている。
ああ、自分の人生に乾杯。
つらいこと、自分への試練に乾杯。
理想とする自分に、10年後の理想の自分に乾杯。
ああ、人生に幸あれ!
涙が止まらない。
正直今日は仕事が全然だめだった。ときどきこういうときがある。精神的に不安定になってダメな日。
俺は自分が傷ついていることを気が付きにくい人間だと判ってる。
今の俺はきっと気が付かないほどの深いダメージを負っているのだと思う。
自分を大事に、生きていこう思う。
丸くなるな、星になれ。★ 乾杯。