父子家庭と仕事との両立は、一般的に厳しくて困難と言われることが多い。
私も戦線恐慌としていながら、なんとか仕事との両立をはかれてきたけれど、仕事が忙しくなってくるとそうともいかない。
今の自分がまさにその状態になってしまった。
今は仕事がピークを迎えている。先々週は休日出勤をして、しばらく落ち着いていたが、今日は午後の7時半から会議。明日のテレビ会議に向けて資料の準備をして、9時前まで会社で仕事。そのあと明日の食材をスーパーに買い出しに行き、スーパーを出たのが夜の9時半。そのスーパーから自宅までは30分かかる。もう、スーパーでため息を出すほかなかった。
自宅に帰るとちょうど夜の10時。ここから、お皿の片づけと今日着た服の洗濯、干してあった洗濯物の取り込み、買い物をしてきた食材の冷蔵庫への片づけ、自分の夕食と入浴を済ませなければならない。普通ならかなりきつい時間になるだろう。今、夜の11時近く。ここまで一気に作業を進められたけれど、子どもたちをの会話なんてほぼない。上の子の勉強を少し教えてあげたくらいで、今日子どもたちと会話したのは、上の子が2,3分くらい。下の子が30秒くらいかなあ。
こんな生活、サステナブルであるはずがないよな。
余裕がないと、いろんなネガティブなことが頭をよぎる。いっそのこと、仕事人間にでもなって、脳梗塞で倒れちまったほうが楽になるんじゃないか、とか。子どもはもう川まず、好きなだけ仕事をするような毎日を過ごすようになったら子どもたちはどうなるんだろう、とか。
弱いね。自分に負けているね。
分かっているけれど、会社で受けているプレッシャーと、帰宅しても押し寄せる家事のいろいろが、自分自身休むことができずイライラしてしまう。
それで、子どもたちにつらい態度で当たってしまう。
ああ、なんてよくない父親なんだ、と思う。
今日の子どもたちの夕食は、コンビニ弁当。
1000円札を2枚渡して、コンビニで好きなものを買わせた。はっきり言ってこんなのいいはずがないが、これしか自分には選択肢がなかった。毎食ひとり千円は贅沢すぎるが、それでも残業して奪い返せば少しプラスになると思ってる。
下の子は帰宅してからもずっとテレビでYouTubeをみている。もう、親と会話するよりもYouTubeを見ている時間のほうが圧倒的に多い。
こんな生活をしていると、どんな大人になるのだろう。
上の子も今は中学生だが、親と会話するのはほんの少し。あとは自分が使わなくなった携帯電話を渡し、ネットサーフィンをする毎日。今11時23分だけれど、今もケータイでネットサーフィンしているのだろう。宿題も終わったのかわからないが、もういいや、と思ってしまう。
明日も午後7時過ぎには自分は出勤で家を出る。
子どもたちは7時前か7時過ぎに起きてくる。
上の子はいつも起きてくるのが遅く、起こしてやらないと朝は起きてこない。
一度、放っておいて会社に行ったら学校から電話がかかってきて、まだお子さん中学校に来ていませんけれど、とのことで、自宅に電話したら寝坊したどうしよう、とこまっていることがあった。時間は9時過ぎだった。
けれど、もうそれでもしょうがないとおもっている。
やれることはやっているけれど、限界があるし、もう自分も正直見切れないところもある。夜遅くまでネットを見たいならそうすればいい。けれど、その反面翌日眠かったり学校へ遅刻することがあっても、私はもう関与しない。あなたの人生なのだから。
そして高校入試で希望する高校へ行けなくとも、高校入試で試験に合格できなくても、それはあなたの人生なので私は関与しない。
そのつもりで人生に挑んでほしいと思ってる。
やれることはするが、あとはあなた次第だから。
こういうことを書くこと自体、自分自身のメンタルがすさんでいるのかもしれないな。
給料はいいけれど、自身のメンタルがすさんでしまい、何のために生きているかわからなくなるような仕事をするくらいだったら、仕事を変えたほうがいいのかもしれないな。
と、おもう今日この頃でした。
シングルファザーの皆さん、仕事と家庭の両立は大変じゃないですか?
自分は、結構、ぎりぎりのところ行ってます。
とはいえ、お互いこつこつがんばりましょうね。